左から、ReturnZero代表のイ・チャムソル氏、Ubase Group代表のモク・ジヌォン氏。写真=Ubase Group

BPO(Business Process Outsourcing)事業を手掛けるUbase Groupは5月27日、音声認識AIスタートアップのReturnZeroを買収すると発表した。音声AI技術を内製化し、AIエージェントを軸とした事業モデルへの転換を進める。7月には、対応を一貫して自律処理する「完結型相談AIエージェント」の商用化を目指す。

Ubase Groupによると、ReturnZeroは音声認識AIと関連エンジニアリングに強みを持つ音声AI企業だ。高性能かつ大容量処理に最適化したバックエンドのサーバーアーキテクチャを基盤に、リアルタイム処理性能(RTF)と同時接続効率を高めているという。

また、高速なSpeech-to-Text(STT)処理に加え、話者分離(Diarization)技術も保有する。特許30件と専門開発人材も擁しているという。

今回の買収により、Ubase Groupは音声AI技術の内製化を進め、AIエージェント中心の事業構造への転換を加速させる方針だ。

Ubase Groupのモク・ジヌォン代表は「今回の買収は単なる技術統合にとどまらない。人の相談員が持つ感性や専門性に最先端のAI技術を組み合わせ、BPO産業のパラダイム転換を告げる出発点になる」とコメントした。

その上で、「人とAIが相談の現場で調和しながら相乗効果を生み、『AI時代のグローバルBPO産業のスタンダード』を新たに定義していく」と述べた。

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