写真=HancomWith

HancomWithは5月26日、ユーザーの行動や利用環境、端末情報などのコンテキスト情報をAIでリアルタイムに分析し、リスクを評価する認証ソリューション「Hancom xCAuth」を発表した。

同社によると、Hancom xCAuthはユーザー、端末、利用環境、セッションを相互に関連付けて把握し、認証プロセス全体の高度化を支援する。

具体的には、屋内外の位置情報や周辺環境といった物理的コンテキスト、機器やネットワーク、Bluetoothなどのデバイス・環境情報、さらにキーストロークやタッチジェスチャーのパターン、顔画像などの行動・生体情報を総合的に分析し、信頼度を数値化するという。

特徴は、ログイン時の単発認証にとどまらない点にある。ログイン後もAIが利用環境の変化や異常パターンを継続的に評価し、リスクの兆候を検知した場合は、動的なセキュリティポリシーに基づいて追加認証として適応型MFAを適用する。

HancomWithは、2026年のゼロトラスト導入実証事業に参加し、「高リスクなグローバル業務環境の安全性確保に向けたSASEベースのゼロトラストモデル」の一部として継続認証技術を担う方針だ。導入先企業であるHanaTourの実業務にも適用する計画としている。

あわせて同社は、Hancom xCAuthを含むAI認証技術と量子セキュリティ技術を、次世代セキュリティインフラの中核技術として展開していく戦略も示した。

HancomWithのソン・サンヨプ代表は「多くの顧客はゼロトラストの必要性には共感しているが、実際の導入方法に悩んでいる」としたうえで、「Hancom xCAuthは、ユーザー、端末、環境、セッションを単一の認証フローで関連付け、継続的なリスク評価を実際の認証実行につなげる、実効性のあるゼロトラスト認証基盤になる」と述べた。

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