アダム・バックCEO。写真=Blockstream

Blockstreamのアダム・バックCEOは24日、ミームコインやスマートコントラクト系トークンを含む多くの暗号資産について、遅れて訪れた価格調整局面にあるとの見方を示し、ビットコインの保有を改めて推奨した。

ブロックチェーンメディアのBeInCryptoによると、バック氏は23日から24日にかけてXに投稿し、「ビットコインを買い、保有し、それを繰り返せ」と述べた。

同氏は今回の下落について、想定外の動きではなく、「遅れて到来した価格調整に近い」と説明した。10年前から、アルトコインの価格はいずれ0ドルまで下がり得ると考えていたとした上で、市場がミームコインや、いわゆる「空気トークン」を改めて値付けし直すまでこれほど時間がかかったことの方がむしろ驚きだと記した。

その根拠として、(1)保有者にキャッシュフローをもたらせない(2)実需に裏打ちされたブロックスペース需要を生み出せない(3)代替資産に対する持続的な競争優位を持たない――の3点を挙げた。こうした条件では、0ドル超の価格を支える合理的な根拠はないと主張した。

足元の相場動向も、こうした見方と重なるという。ビットコインはクラリティ法案の採決延期を受けて4週間ぶりの安値まで下落したが、その後、米国・イラン紛争の終結を受けて市場全体が反発すると急速に持ち直した。一方でアルトコインは、同じ材料があっても意味のある上昇基調を維持できなかったとした。

バック氏は、こうした値動きを踏まえ、希少性と分散性を兼ね備えた資産はビットコインだけだとの見方も示した。今週初めには、マーク・キューバン氏が保有資産の大半を売却した後にビットコインのパフォーマンスに言及した主張にも反論した。

もっとも、アルトコインの見直しが実際に0ドルまで進むのか、それともより高い水準で下げ止まるのかについては、なお不透明としている。

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