画像=Anthropic

Anthropicは、金融サービス業務向けのAIエージェント10種類を公開した。5日付のフィンテックメディアThe Financialの報道によると、内訳は金融リサーチ・顧客対応向けが5種類で、財務・運用向けが5種類となる。

リサーチ・顧客対応向けは「Pitch Builder」「Meeting Prep」「Earnings Review」「Model Builder」「Market Research」の5種。財務・運用向けは「Enterprise Value Review」「General Ledger Reconciliation」「Month-End Close」「Financial Statement Audit」「KYC Review」を用意した。

これらのエージェントは、Claude CoWorkまたはClaude Codeでプラグインとして利用できる。各テンプレートは既存のデスクトップソフトと連携して動作し、アナリスト業務を支援する。企業は同じテンプレートを、Claudeプラットフォーム上で「Claude Managed Agent」として運用することもできる。

Claude Managed Agentとして運用する場合は、複数の台帳にまたがる業務や、夜間スケジュールに沿った作業を自律的に処理できるとしている。

Claudeは、Excel、PowerPoint、Word、Outlookでもアドインとして直接利用できる。Outlookではメールの振り分けや会議設定に加え、利用者の文体に合わせた返信文の作成にも対応する。

Excelでは、開示資料やデータフィードを基に財務モデルを作成するほか、連携したワークブックの数式を点検し、感応度分析も実行する。PowerPointでは、基礎データの変更に応じて自動更新される資料を作成できる。Wordでは、企業テンプレートに沿ってクレジットメモを編集する。

Anthropicは今週、FISと金融犯罪対策エージェントの開発でも協業した。さらに、Goldman Sachs、Blackstone、Hellman & Friedmanとともに、15億ドル(約2250億円)規模のサービス中心の合弁会社を設立し、ApolloとGeneral Atlanticが追加で支援した。

同合弁会社は、投資先企業(ポートフォリオ企業)のエンジニアリングチームと連携し、カスタムエージェントの構築に注力する。

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