Solana共同創業者のアナトリー・ヤコベンコ氏は、同ブロックチェーンの大型アップグレード「Alpenglow」について、早ければ2026年第3四半期にも導入される可能性があると明らかにした。CoinDeskが5月5日、報じた。
ヤコベンコ氏は「Consensus Miami 2026」で、「Alpenglowのリリースは2026年第3四半期までに実現する可能性が高い。プロトコル進化の興味深い段階にある」と述べた。
Alpenglowは、Solanaの処理速度を高めるとともに、取引確定の予測可能性と安全性を引き上げることを狙ったアップグレードだ。
ブロックチェーンでは、取引の順序を確定するために複数のコンピュータが合意形成を行う。この過程では、ネットワークの状態次第で遅延や不確実性が生じることがある。
SolanaはAlpenglowを通じてこの仕組みを改善し、取引確定の速度を、情報伝達の物理的限界である光速に迫る水準まで高めることを目指す。CoinDeskによると、これにより利用者や開発者は取引の最終確定をより早く確認でき、アプリケーション開発の基盤も一段と安定する見込みだ。
ヤコベンコ氏はまた、Alpenglowについて、Solana初期の高スループット重視の設計から、性能と信頼性の両立を重視する成熟段階への移行を意味すると説明した。ミリ秒単位の差が取引や決済に影響する金融アプリケーションでは、とりわけ重要な変化になるという。
著者について