OpenAI(写真=Shutterstock)

OpenAIがChatGPTの標準モデルを、従来の「GPT-5.3 Instant」から新たに公開した「GPT-5.5 Instant」に更新した。TechCrunchが5日(現地時間)に報じた。新モデルは、法務や医療、金融などの分野でハルシネーションを抑えながら、従来並みの低遅延を維持するという。

性能面では、数学ベンチマーク「AIME 2025」でGPT-5.5 Instantが81.2点を記録し、従来モデルの65.4点を上回った。マルチモーダル推論ベンチマーク「MMMU-Pro」でも76.0点となり、従来モデルの69.2点を上回った。

コンテキスト管理機能も強化した。GPT-5.5 Instantは検索ツールを通じて、過去の会話履歴やファイル、Gmailを参照し、よりパーソナライズした回答を生成できる。まずWeb版でPlus・Proユーザー向けに提供を始め、モバイル版にも近く対応する予定だ。無料ユーザーや企業ユーザー向けには数週間以内に提供するとしている。

今回の更新に伴い、ChatGPTは全モデルでメモリーの参照元を表示するようになった。これにより、ユーザーは回答がどの情報を基に生成されたのか確認できる。古い参照元の削除や、誤った回答の修正にも対応する。会話を他者と共有した場合でも、メモリーの参照元は共有されない。

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