Intel株が5日の米株式市場で14%上昇し、上場来高値を更新した。Appleが主力プロセッサーの米国内生産を巡り、IntelとSamsung Electronicsと協議しているとBloombergが報じたことが好感された。
報道によると、Appleは米国内で自社機器向け主力プロセッサーを生産する案について、IntelとSamsung Electronicsと協議している。Appleはこれまで、チップ生産を台湾TSMCに委託してきた。
Intel株は4月にも大きく上昇した。4月の上昇率は114%に達し、ナスダック上場55年で過去最高の月間上昇率を記録した。時価総額は4700億ドル(約70兆5000億円)を超えた。
株価上昇の要因としては、Googleとの協業拡大に加え、イーロン・マスク氏のテラファブ計画への参加予定も挙げられている。
Intelは先月、アイルランドのファブ34にあるチップ施設を142億ドル(約2兆1300億円)で買い戻す方針も公表した。
AIの普及に伴ってCPU需要が再び増えていることも、株価を支える材料とみられている。最高経営責任者(CEO)のリップ・ブー・タン氏は1〜3月期決算の発表で、CPUはAI時代に不可欠な基盤だとの認識を示した。
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