写真=XのBullish公式アカウントより

暗号資産取引所のBullishが、プライベートエクイティのSirisから株主名簿管理大手Equinitiを42億ドル(約6300億円)で買収する。The Blockが5日、報じた。

トランスファーエージェントは、株式や債券などの証券について、所有権の移転を公式に記録・管理する役割を担う。

Equinitiは、年間5000億ドル(約7兆5000億円)規模の決済を処理し、2000万人分の株主データを管理する株主サービス事業者だ。Bullishは今回の買収を通じて、自社のブロックチェーンベースの発行・コンプライアンス機能と、Equinitiの株主記録管理システムを統合する。

統合後のプラットフォームは、Equinitiが持つ米証券取引委員会(SEC)登録のトランスファーエージェント資格と、英金融行為監督機構(FCA)の規制下での運営体制を基盤に、Bullishのデジタル資産インフラを組み合わせて展開する。DTCC、Euroclear、Clearstreamといった既存の資本市場インフラとの互換性も維持する方針だ。

Bullishによると、この統合基盤により、発行体は株主構成をリアルタイムで把握できるようになる。あわせて、株主関連のコーポレートアクション処理の自動化、投資家アクセスの向上、コスト低減も見込むとしている。

また米国外では、一定の要件を満たすトークン化株式の二次流通インフラも提供する。Equinitiは、Bullish取引所やCoinDeskと同様、Bullish傘下で独立運営する計画。取引は規制当局の承認などを経て、2027年1月の完了を見込んでいる。

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