Palantir Technologies(写真=Reve AI)

Palantir Technologiesの2026年1〜3月期決算は、売上高、純利益ともに過去最高を更新した。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が4日(現地時間)に報じた。通期の売上高見通しも上方修正している。

1〜3月期の売上高は16億3000万ドル(約2445億円)で、前年同期比85%増だった。増収率は過去最高となり、市場予想も上回った。純利益は8億7600万ドル(約1314億円)で、前年同期の4倍に拡大し、こちらも市場予想を上回った。

このうち米政府向け売上高は6億8700万ドル(約1031億円)で、前年同期比84%増だった。米企業向け売上高は5億9500万ドル(約893億円)と、前年同期の2倍超に伸びたが、市場予想にはわずかに届かなかった。

同社は、米国防総省の戦争計画や標的選定、行政機能を支える中核ソフトウェアの主要供給企業としての地位を強めている。

米国防総省が構築した軍事指揮統制システム「Maven Smart System」にはPalantirのソフトウェアが活用されており、1月にはベネズエラ作戦やイランとの戦争にも投入された。

米国防総省は最近、8社のAI企業のモデルやツールを機密環境で利用する契約も公表した。Mavenに搭載されたAnthropicの「Claude」の代替手段を確保する狙いがある。Anthropicは今年初め、契約を巡る紛争を受けて米国防総省のブラックリストに掲載され、法的係争が続いている。

Palantirはこのほか、農務省と3億ドル(約450億円)、国土安全保障省と5年間で10億ドル(約1500億円)の契約も最近締結した。トランプ政権が進める移民取り締まり業務への関与も一段と深まる見通しだ。

同社は通期の売上高見通しを76億5000万〜76億6000万ドル(約1兆1475億〜1兆1490億円)に引き上げた。従来予想は71億8000万〜72億ドル(約1兆770億〜1兆800億円)だった。

キーワード

#Palantir Technologies #人工知能 #米国防総省 #政府契約 #決算 #通期見通し
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.