写真=Reve AI

AnthropicがBlackstoneなどと組み、企業向けAIサービスに特化した新会社を設立する。OpenAIも同様の枠組みで別会社の立ち上げを進めており、企業向け市場の開拓を巡る競争が激しさを増している。

Anthropicは4日、Blackstone、Hellman & Friedman、Goldman Sachsなどと、企業向けAIサービスの提供に注力する新会社を設立すると発表した。

合弁にはこのほか、Apollo Global Management、General Atlantic、GIC、Leonard Green、Sequoia Capitalなども参加する。

米Wall Street Journalによると、新会社の企業価値は15億ドル(約2250億円)。Anthropic、Blackstone、Hellman & Friedmanがそれぞれ3億ドル(約450億円)を投じる。

OpenAIもこれに近い枠組みの新会社設立を進めている。Bloombergによれば、OpenAIは「The Development Company」の設立に向け、19社の投資家から40億ドル(約6000億円)を調達する計画だ。The Development Companyの企業価値は100億ドル(約1兆5000億円)規模とされ、TPG、Brookfield Asset Management、Advent、Bain Capitalが投資家として参加する。

両社の狙いは、資産運用会社から資金を集め、企業向けAIの新たな販路を築くことにある。投資家は自社のポートフォリオ企業に対する優先的な営業アクセスを確保し、契約収益の分配を受ける仕組みだ。

米TechCrunchは、このモデルについて、PalantirのField Deployment Engineer(FDE)モデルを採用し、顧客企業ごとにエンジニアリング資源を直接投下する運営になると報じた。

AnthropicとOpenAIはいずれも新規株式公開(IPO)を視野に入れるなか、資金調達を加速している。OpenAIは3月末、企業価値8520億ドル(約127兆8000億円)で、1220億ドル(約18兆3000億円)規模の新規投資を呼び込んだ。

一方、TechCrunchによると、Anthropicは企業価値9000億ドル(約135兆円)で、500億ドル(約7兆5000億円)規模の投資ラウンドを完了する段階にある。

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