写真=Kalshi

米予測市場プラットフォームのKalshiが、未成年者による取引を防ぐ追加策を打ち出した。一方で、最低取引年齢を21歳へ引き上げるよう求める動きには反対している。Axiosが4日付で報じた。

報道によると、タレク・マンスールCEOは、未成年者の取引はすでに禁止しているとした上で、追加の防止策を導入していると明らかにした。

Kalshiは、アプリ起動時に全利用者へ顔認証を求め、家族のアカウントを通じた未成年者の利用を防ぐ。取引内容に不審な点がある、あるいは高リスクと判断した一部利用者には、セルフィーの提出も求める。

このほか、二要素認証の利用を促すとともに、第三者によるアカウントへのログインの有無を確認できる機能も提供する。マンスールCEOは「顧客保護における新たな業界標準の確立を目指す」と述べた。

こうした対応の背景には、スポーツベッティングや予測市場で、10代男性を中心とする若年層の賭け行為への懸念が強まっていることがある。Common Sense Mediaが7月に公表した調査では、11~17歳の男子の36%が過去1年間に賭けを経験したと回答し、17歳の男子では49%に達した。

カーステン・ギリブランド民主党上院議員とデイブ・マコーミック共和党上院議員は、プラットフォームの自己排除プログラムと年齢確認の義務化を盛り込んだ「Prediction Market Act of 2026」を提出した。NBAとPGAツアーも先週、米スポーツブックやカジノの年齢基準に合わせ、予測市場の取引年齢を21歳へ引き上げるよう求めた。

それでもマンスールCEOは、予測市場での取引は株式売買、特に一部のオプション取引と本質的に変わらないとして、最低取引年齢は18歳で十分だとの立場を取っていると、Axiosは伝えている。

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