GPT-5.5公開を受け、ユーザー評価は分かれている。写真=OpenAI

OpenAIが最新モデル「GPT-5.5」を公開した。2月に提供を終えた「GPT-4o」を惜しむユーザーの間では、新モデルの性能向上を評価する声がある一方、対話の親密さや人間味の面ではなお物足りないとの見方も出ている。

米メディアBusiness Insiderが1日(米国時間)に報じたところによると、GPT-4oは活気のある個性的な応答で支持を集め、一部ユーザーには友人や助言者のような存在として受け止められていた。これに対しOpenAIは、応答が過度に迎合的になる傾向があると判断し、モデルのトーンを調整。その後のGPT-5.0と5.2では、より抑制的な応答を重視する設計に切り替えたという。

その結果、最新モデルでは過度に持ち上げるような応答は抑えられた半面、柔軟さや表現力も薄れたとの指摘がある。ユーザーの間では、以前に比べて対話が硬くなり、情報提供でも慎重さが目立つとの評価が出ている。とくに医療や助言に関する質問では、踏み込んだ解釈や提案が減ったとの声もあった。

一方、GPT-5.5には肯定的な評価も出ている。会話の文脈のつながりがより自然になり、幅広いテーマでも安定した応答を返すとの見方がある。GPT-4oの復帰を求めていたオンラインコミュニティでも、5.5は従来モデルより改善したと受け止める反応が確認されている。

ただ、人間味のある応答にはなお課題が残る。機能面では進歩がみられるものの、GPT-4oが示した直感的で親密な対話体験を完全に再現するには至っていないという。OpenAIは、5.1で特定の人格設定が過度な表現を招いた問題を認め、すでに修正したと説明している。

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