XRP(写真=Shutterstock)

XRPで、2025年7月の史上最高値更新前に確認されたテクニカルシグナルに似た動きが再び現れているとの見方が出ている。週足ではブルフラッグの上放れに加え、RSIとMACDでも強気シグナルが確認されており、大口保有者の買い増しも反発期待を支える材料として注目されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが1日(現地時間)に報じた。市場アナリストのCryptoInsightUKは、週足チャートでブルフラッグの上放れ、RSIの強気クロス、MACDのクロスが重なっている点を挙げ、相場の反転余地を意識する見方を示した。

同氏が重視するのは、週足のブルフラッグパターンだ。下落基調の中でも、過去の強気相場入り直前と似た条件が再び整いつつあると指摘した。

市場心理はなお不安定で、方向感も定まっていないとしながらも、過去のパターンが繰り返されれば、XRPが一段高を試す可能性があるとの見方を示している。

このブルフラッグは、2025年1月に3.39ドル前後の高値圏で形成が始まった。その後、XRPは上値抵抗線と下値支持線の間で推移した。

CryptoInsightUKによると、この構造を上抜けた局面では、その後に強い上昇が続く傾向があった。実際、2025年7月初旬にブレイクした後、XRPは現在の史上最高値である3.66ドルまで上昇したという。

その後は調整局面に入り、2026年1月には再びブルフラッグ内へ押し戻された。レンジ推移が続いた後、先週は2.7%上昇し、再度上放れたとしている。

今週の値動きはやや弱含んでいるものの、XRPはなお同パターンの上で推移している。こうした点から、上昇基調の維持を見込む声も出ている。

オシレーター系指標にも、当時と似た動きが見られる。週足RSIでは4月中旬、RSIが36、移動平均線が33.24となり、RSIが移動平均線を上抜けた。

CryptoInsightUKは、同様の動きが最後に確認されたのは2025年7月だったと説明する。当時はブルフラッグ上放れの後、XRPが史上最高値を更新したという。

今回はRSIの水準自体が当時より低く、上昇モメンタムが強まれば、上値余地はより大きい可能性があるとの見方も示した。

MACDも同じ方向を示唆している。週足では緑色のヒストグラムが徐々に現れ、ブレイク局面とあわせてMACDの強気クロスも確認されたという。

単一の指標ではなく、複数のシグナルが同時にそろった点が、市場参加者の期待を高める要因として挙げられている。

需給面では、大口保有者の買い集めも目立つ。いわゆるクジラは直近の下落局面で積極的に買いを入れ、11日間で11億5000万XRPを買い増したとされる。

こうした大口の動きは、テクニカル面の強気シグナルとあわせて、反発期待を支える材料と受け止められている。

ブラッド・ガーリングハウスRipple最高経営責任者(CEO)の最近の発言も、市場では前向きに受け止められている。4月28日、暗号資産取引所OKXのXRP関連投稿に対し、「lock in」の2語で返信した。

この表現は、2025年6月にRippleが米証券取引委員会(SEC)との訴訟を巡り、交差控訴を取り下げると明らかにした際の投稿でも使われていたという。CryptoInsightUKは、偶然の可能性はあるとしつつも、XRPの先行きを巡る見方を補強する材料の一つになり得ると評した。

もっとも、足元の市場心理は依然として不安定で、テクニカルシグナルが直ちに急騰につながると断定するのは難しい。それでも、ブルフラッグ上限の維持、RSIとMACDの同時クロス、大口保有者の買い増しが重なっている点は、XRPが再びトレンド転換局面に入るかを見極めるうえでの重要材料となっている。

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