半導体向け超純水(UPW)と再利用水処理を手掛けるGNG Intechは5月4日、L&S Venture CapitalとIBK企業銀行からシリーズAラウンドの資金調達を実施したと発表した。調達を機に、水処理技術プラットフォーム企業として事業基盤の強化を進める。
今回の投資は、L&S Venture Capitalが年初に組成した半導体特化ファンド「L&S K-Semi Renaissance Investment Association」を通じて実行した。GNG Intechは同ファンドの第1号投資先となる。IBK企業銀行も同ラウンドに参画した。
GNG Intechは、半導体製造に使う超純水と排水再利用の分野で、水処理EPC(設計・調達・施工)とO&Mの実績を積み重ねてきた。UPWは、水中の無機物や微粒子、細菌、微生物、溶存ガスなどを除去した高純度水で、プロセス品質や歩留まりを左右する重要な要素とされる。会社によると、25年にわたる現場経験を基に、水処理EPCとO&M市場で事業基盤を築いてきたという。
投資を主導したL&S Venture Capitalのキム・ジヘ常務は、「水処理EPCと運用市場で25年間にわたり積み上げてきたエンジニアリング力に加え、今後の半導体向け超純水市場と再利用水市場における国内外での成長余地を評価し、投資を決めた」とコメントした。
GNG Intechは調達資金を、超純水の中核要素技術の開発と、データおよびAIを活用したスマートO&M能力の強化に充てる。海外展開も進めており、台湾、シンガポール、米国など半導体産業の集積地域を重点市場とする。
イ・ガユン代表は「今回の資金調達は、過去25年間にわたり現場で力を尽くしてきた社員の努力があってこそ実現できた」としたうえで、「今後は本格的なスケールアップと技術の高度化に全社で取り組み、差別化された水処理技術企業として成長していく」と述べた。