Hecto Financialが2026年に最高業績を更新するとの見方が強まっている。会員制決済サービスの高収益化が進む中、ステーブルコインを基盤とした決済・清算事業の拡大余地にも注目が集まっている。
iM Securitiesが4日に公表した分析によると、同社は会員制の簡便決済サービスを通じて高収益体質への転換が本格化しており、収益性の改善が加速する見通しだ。
iM Securitiesのイ・サンホン研究員は、会員制を軸とする高収益サービスの売上拡大が本格化していると分析した。新規加盟店の獲得に加え、国内加盟店の拡大も進み、業績成長の基盤が一段と強化されているという。
同研究員は、2026年のK-IFRS連結業績について、売上高が2213億ウォンと前年比18.1%増、営業利益が235億ウォンと同50.6%増となり、過去最高を更新すると予想した。
ステーブルコイン事業では、グローバルな決済・清算インフラへの拡張可能性が焦点となる。今後、ウォン建てステーブルコインの法制化が実現した場合、CPNとHecto Wallet Oneのウォレット基盤を連携させることで、「グローバル決済ハブ」として機能する可能性があるとみている。
AIの普及を前提とした消費環境の変化に対応する取り組みも進めている。AIが商品探索から決済まで担う「エージェンティック・コマース」の拡大を見据え、ステーブルコインによる自動決済基盤の構築に向けた概念実証(PoC)に着手した。
iM Securitiesは、エージェント間取引の拡大に伴い、ブロックチェーン基盤のデジタル通貨が、従来のカードや口座中心の決済手段に比べ、少額かつ高頻度の決済に適した代替手段として存在感を高めていると指摘した。