XRPのイメージ写真=Shutterstock

XRPを巡る市場センチメントが、過去2年で2番目の高水準となった。もっとも、価格は1.40~1.45ドルの上値抵抗帯に抑えられており、相場はもみ合いが続いている。

Cointelegraphが1日に報じたところによると、センチメント改善の背景には、日本の決済サービス「Rakuten Wallet」との連携がある。

この連携により、楽天の利用者約4400万人は保有ポイントをXRPに交換できるようになった。アプリ内でXRPを取引できるほか、Rakuten Payを通じて500万超の加盟店で利用できる。Rippleは、小売分野におけるXRP活用事例としては最大級の一つだとしている。

Santimentは、XRPに関するソーシャルメディア上の強気センチメントが過去2年で2番目の高水準に達したと分析した。強気・弱気の言及比率を示す指標は3.9で、2024年初めの水準に相当する。3月29日の1.135と比べると、240%超の上昇となる。

一方、価格の反応は限定的だった。XRPは直近24時間で2%上昇したが、2025年7月に付けた高値3.66ドルと比べると、なお62%低い水準にある。4月5日の安値1.27ドルから約18%反発し、1.48ドルまで上昇したものの、この水準では上値を抑えられた。

1.40~1.45ドルは、テクニカル面でも重要な抵抗帯とみられている。50日指数移動平均線、100日単純移動平均線、対称三角形の上辺トレンドラインが重なる水準だからだ。オンチェーンデータでも、1.40~1.45ドル帯で取得されたとみられる約20億XRPが集中しており、この価格帯では戻り売り圧力が強まりやすい。

もっとも、この抵抗帯を上抜ければ、対称三角形の測定目標である2.10ドルが視野に入る。チャート分析家のChartNerdは、1.40ドルを上回る抵抗が解消されれば、XRP相場が大きく動く可能性があるとみている。

今回の動きは、XRPのセンチメント改善が単なる期待先行ではなく、実際の決済やポイント活用の広がりを材料視したものであることを示している。ただ、相場は採用拡大のニュースだけでは一段高に進まず、当面は主要な上値抵抗帯を突破できるかが焦点となる。

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