ジョン・ターナス氏。写真=Apple

AppleのTim Cook氏は9月にCEOを退任するのを前に、後継のジョン・ターナス氏に対し、「会社と利用者に最も資する分野に時間を使うべきだ」と助言した。次期CEOにとって、時間配分は最も重要な判断の一つだとの認識を示した。

Business Insiderが1日(現地時間)に報じたところによると、Cook氏はAppleの第2四半期決算発表の場で、次期CEOにとって重要な意思決定の一つとして「どこに時間を使うか」を挙げた。

Cook氏はあわせて、Appleが目指す方向性を見失ってはならないと強調した。Appleは人々の暮らしをより良くする世界最高の製品を生み出す企業であり、その方向性に沿って意思決定することで、強い事業を築き、幅広い製品群で成果を上げ続けられると説明した。

Cook氏は2011年8月24日からAppleを率いてきた。健康悪化を受けてスティーブ・ジョブズ氏の後任としてCEOに就任し、ジョブズ氏は同年10月5日、膵臓がんの闘病の末に死去した。

ジョブズ氏はCook氏にも同様の趣旨の助言を残していた。Cook氏は2011年の追悼式で、ジョブズ氏から最後に受けた助言の一つが「彼ならどうしたかを問うな。ただ正しいことをせよ」だったと明かしている。Cook氏は、この言葉がその後15年にわたり大きな重荷を軽くしてくれたと語った。

ターナス氏はAppleでハードウェアエンジニアリング担当上級副社長を務めており、在籍期間は25年に及ぶ。Cook氏体制とジョブズ氏体制の両方で勤務してきた。

ターナス氏はAppleのブログに掲載した声明で、今後数年間にAppleが成し遂げる成果に楽観的な見方を示した。その上で、自分自身より大きな目標のために働く優れた人材がAppleにいることを誇りに思うとし、Appleを形作ってきた価値観とビジョンに沿って会社を率いていく考えを示した。

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