写真=Rivian

米電気自動車(EV)メーカーのRivianは、米ジョージア州で建設を進める新工場の当初年産能力を、従来の20万台から最大30万台へ引き上げた。中型プラットフォーム車の生産を前提に工場設計を見直し、R2の量産体制を強化する。4月30日付のElectrekが報じた。

新たな設計では、生産能力を従来計画比で50%高めた。Rivianは、コスト効率を高めながら将来の増設余地も確保できる設計に改めたと説明している。これに伴い、米エネルギー省(DOE)と協議している最大45億ドル(約6750億円)の融資計画も、新たな施設設計に合わせて調整した。

ジョージア工場は今春に主要構造物の建設に着手する予定だ。Rivianは、2027年初めに融資の初回実行を受け、2028年末に車両生産を始める目標を維持した。コスト負担の大きい工程の一つであるプレス工程の準備も進めており、今夏から工場建設を本格化させる計画だ。

今回の能力増強は、R2の生産拡大を見据えた動きでもある。Rivianは最近、Uberと提携し、ジョージア工場で2028年末から最大5万台のロボタクシーを生産することで合意した。RJ・スカリンジ氏は、R2によって市場機会が大きく広がるとしたうえで、ジョージア工場で働く数千人が米国内の製造拡大の中核を担うとの見方を示した。

Rivianは先週、イリノイ州ノーマル工場における110万平方フィートの増設工事を完了し、販売用R2モデルの生産を開始した。2026年1〜3月期のノーマル工場の生産台数は1万236台、納車台数は1万365台。通期の納車目標は6万2000台〜6万7000台としている。

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