写真=LG CNS

LG CNSは4月30日、2026年1〜3月期の売上高が1兆3150億ウォン、営業利益が942億ウォンだったと発表した。前年同期比では売上高が8.6%増、営業利益が19.4%増。AI・クラウド事業の売上高は7654億ウォンで、全売上高に占める比率は約58%に達した。

AI分野では、公共・防衛、金融、製造、医薬・バイオ、造船などへ展開領域を広げた。エージェンティックAIを基盤に、複数のエージェントが自律的に連携する各種サービスを提供し、AX事業の競争力を高めたとしている。

クラウド分野では、データセンターDBO(Design, Build, Operation)事業の拡大を進めている。直近ではサムソン・データセンター案件だけで約1兆ウォン超を受注し、DBO市場での存在感を高めたという。

あわせて、新規事業を通じたDBO収益モデルの多角化にも乗り出した。AI・クラウド需要の拡大を背景に、6カ月以内の構築が可能なモジュール型AIデータセンターも公開した。

スマートエンジニアリング事業の1〜3月期売上高は2278億ウォンで、前年同期比10.4%増だった。スマート物流事業では、ビューティー、フード、ファッション、防衛産業の顧客向け物流自動化センター構築プロジェクトが順調に進み、売上拡大につながったとしている。

デジタルビジネスサービス事業の1〜3月期売上高は3219億ウォンで、前年同期比11.9%増。NH農協銀行、Mirae Asset Life Insurance、Shinhan Investment、Korea Securities Depository、Hanwha General Insuranceなど大手金融機関向けの次世代ITシステム構築・統合案件が業績を押し上げた。

LG CNSは将来の成長事業として、フィジカルAI分野にも注力する。産業特化型のRFM(Robot Foundation Model)、ハードウェア、プラットフォームを組み合わせた「フルスタックRX(Robot Transformation)サービス」を推進し、ロボットの商用化を加速する方針だ。

産業特化型RFMでは、Skild AIに続き、CONFIGと協業し、精密な双腕作業など現場業務の遂行能力を高める。ハードウェア分野では、米ロボット企業Dexmateに戦略投資を実施し、二足歩行ヒューマノイド、四足歩行ロボット、車輪型ヒューマノイドなどのラインアップを整えた。自社開発のロボット学習・運用プラットフォームは来月公開し、事業拡大につなげる予定としている。

海外事業も拡大を続ける。インドネシアで受注したAIデータセンターは年末に完成する予定だ。エンタープライズソリューション事業では「パーフェクトウィン」ソリューション2種を軸に日本や米国で市場開拓を強化。金融DX事業では、アジア太平洋および日本(APJ)市場で展開を広げるとしている。

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