KTは4月30日、5月の連休を前に、全国の主要観光地や行楽地約500カ所で通信品質の点検を実施すると発表した。連休中の通信トラフィック増加に備え、基地局容量の事前調整や24時間監視を行うほか、位置情報サービスの安定運用、スパム・ボイスフィッシング対策にも取り組む。
対象は、国立中央博物館のほか、遊園地、公園、休養林など、連休中に来訪者の増加が見込まれる約500カ所。KTは、通信品質の確保に向けて、通話環境の最適化と無線ネットワークの状態確認を進める。
地域の祭り会場など、大規模な混雑が予想される場所では、周辺基地局の容量をあらかじめ調整する。必要に応じて移動基地局を配備できるよう、事前準備も整える。
連休期間中は、果川ネットワーク管制センターを中心に24時間の特別監視体制を敷く。全国のトラフィック増加や障害発生をリアルタイムで監視し、異常の兆候を検知した場合は、直ちに緊急対応体制に切り替える。
位置情報サービスについても安定運用を図る。KTは、高精度位置測位技術「EL SAR」を基盤に、緊急時には混雑エリアや都心部の屋内空間でも、より正確に位置情報を把握できるとしている。
このほか、連休期間を狙ったボイスフィッシングや違法スパムへの対策も継続する。自社開発の「AIクリーンメッセージングシステム(AI CMS)」を活用し、違法スパムを事前に遮断することで、利用者被害の防止につなげる。
KTネットワーク運用革新本部のチョン・ソニル常務は「連休期間中も通信網の状態を継続的に点検し、利用者の不便を最小限に抑えられるよう努める」とコメントした。