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Metaは29日(現地時間)、2026年1〜3月期決算を発表し、売上高と純利益がいずれも市場予想を上回った。一方、AI向けデータセンター投資の拡大方針を示したことを受け、時間外取引で株価は5%超下落したとThe Wall Street Journal(WSJ)が報じた。

WSJによると、1〜3月期の売上高は563億ドル、純利益は268億ドルだった。いずれもアナリスト予想を上回った。

4〜6月期の売上高見通しは580億〜610億ドルとした。市場予想とおおむね同水準としている。

2026年の資本支出は最大1450億ドルを見込む。大半は、AIモデルの学習と運用に充てるデータセンターの整備に振り向ける予定だ。

同社は4月初旬、AIモデル「Muse Spark」を公開した。昨年のAIチーム再編後、アレクサンドル・ワン(Alexandr Wang)氏をChief AI Officerに起用して以降、初の投入モデルとされる。

Muse SparkについてWSJは、社内外の評価で主要競合モデルと同等の水準にあると伝えた。

Metaは投資拡大を進める一方、全従業員の10%に当たる約8000人の削減を計画している。さらに、7万人超の従業員を対象に、AI活用を一段と高める取り組みも進めている。

先週には、Meta Superintelligence Labsの研究者が社内メモで、従業員のキーストロークやマウス操作、クリック位置を追跡し、AIシステムの学習に活用する方針を示した。これに対し、一部の従業員が反発したとWSJは報じた。

アンドリュー・ボズワース(Andrew Bosworth)最高技術責任者(CTO)は別の社内メモで、将来的にはAIエージェントが従業員の現在の業務を代替し、従業員はエージェントの監督と改善を担うようになるとの見通しを示した。

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