LG Displayは4月29日、27型ゲーミングモニター向けOLEDパネルが、SID(国際情報ディスプレイ学会)の「Display of the Year」を受賞したと発表した。受賞したのは、同社独自のDFR(Dynamic Frequency & Resolution)技術を採用したQHD 540Hz/HD 720Hz対応パネルだ。
「Display of the Year」は、前年に発売されたディスプレイ関連製品の中から、革新性と将来性に優れた製品を表彰する賞。LG Displayは今回、ユーザー起点で新たなゲーミングディスプレイ体験を提示した点が評価された。
受賞パネルに採用したDFRは、ゲームジャンルに応じて高リフレッシュレートモードと高解像度モードを切り替えられる技術だ。
高リフレッシュレートモードでは、HD解像度で最大720Hzに対応する。FPSやレーシングゲームなど、素早い画面変化に対する追従性が求められる用途で、残像やブレの低減を狙う。
一方、高解像度モードでは、QHD解像度と540Hzのリフレッシュレートを両立する。LG Displayは、500Hzを超える領域で画質維持が難しい従来の課題に対応するため、独自アルゴリズムを開発して適用したとしている。
いずれのモードでも、最大輝度は1500ニト、応答速度は0.02ミリ秒。加えて、同パネルはVESA(Video Electronics Standards Association)の動画鮮明度認証「ClearMR 21000」も取得した。
チェ・ヨンソクCTO(最高技術責任者)は「技術力を強みに、ゲーミングディスプレイ市場でも革新的なOLED技術の研究開発を続け、市場をリードしていく」とコメントした。