Shiba Inu(SHIB) 写真=Shutterstock

Shiba Inuが、日足チャートで主要レジスタンスの突破を試す展開となっている。焦点は出来高を伴って0.0000064ドルを上抜けられるかどうかだ。一方で、取引所への純流入は増加しており、短期的な上値の重荷となる可能性もある。

ブロックチェーンメディア「The Crypto Basic」が28日(現地時間)に報じたところによると、Shiba Inuは長期レンジの上限にあたる0.0000064ドル近辺を繰り返し試している。この水準を明確に上抜ければ、次の上昇局面に入る可能性があるという。

足元の値動きは限定的だ。24時間ベースでは小幅高となったものの、直近7日と1カ月では大きな変化は見られていない。価格が狭いレンジ内で推移するなか、市場ではこのもち合いが終盤に差しかかっているかどうかに関心が集まっている。

TradingViewで活動する匿名アナリストのThe-Shiftは、Shiba Inuの日足チャートについて、上放れを示唆する形状になっていると分析した。あわせて、直近の反発起点となった水準を主要サポートとして示している。

Shiba Inuは2月6日、0.0000053ドルのサポート帯まで下落した後に反発した。数日後には同水準を再び試し、3月8日にも連続安の後にこの価格帯まで下げたが、いずれも買い支えが入ったという。

The-Shiftは、こうした値動きが上昇トレンド継続の根拠になるとみている。実際、Shiba Inuはこのサポートから足元の水準まで16.6%反発している。

ただ、上値では0.0000064ドルが強いレジスタンスとして機能している。この価格帯は3月16日に初めて試されて以降、1カ月以上にわたり上昇を抑えてきた戻り売りの出やすい水準だという。

突破の条件も明示された。The-Shiftは、Shiba Inuが0.0000064ドルを上回って日足を確定し、なおかつ強い出来高を伴う場合を買いシグナルと位置付けている。

さらに、「説得力のあるブレイクアウト」が確認されれば、上値目標まで上昇余地が広がるとの見方も示した。現在の価格からこのレジスタンスを超えるには、約3.5%の上昇が必要としている。

目標価格については、第1の利益確定ゾーンを0.0000072ドルとし、現在値比で約16%高い水準とした。第2の目標は0.0000080ドルで、約29%の上昇余地があるとしている。

一方、下方向へのブレイクはシナリオが崩れる条件に挙げた。The-Shiftは、0.0000058ドルを終値ベースで明確に下回れば、現在の見立ては無効になるとみている。

この水準は足元のレンジ下限にあたり、割り込めば相場の弱さが改めて意識され、ブレイクアウトへの期待がいったん後退する可能性があるためだ。

短期の需給指標は強弱が交錯している。取引所への純流入量は直近24時間でSHIBが816億増加した。取引所流入の増加は、売却待ちの供給が膨らむシグナルと受け止められやすく、上抜けの重荷になり得る。

その一方で、出来高は同期間に5.5%減少した。市場参加の勢いはなお鈍いことを示している。

このため、Shiba Inuの短期的な方向感は価格水準そのものより、出来高とオンチェーンの需給動向に左右される可能性が高い。主要レジスタンスを上抜けて定着できれば目標ゾーンを試す展開が意識される一方、取引所流入の増加と低調な出来高が続けば、レンジ相場が長引く可能性もある。

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