写真=Logitech

Logitechは、アナログスイッチとメカニカルスイッチを1台で混在できる有線ゲーミングキーボード「G512 X」を発表した。入力ポイントの設定やRapid Triggerに対応するアナログ機能と、メカニカルスイッチの打鍵感を両立できる点を訴求する。

The Vergeが28日(現地時間)に報じた。製品は75キー配列と98キー配列の2モデルを用意し、5月2日に発売する。価格は75キー版が179.99ドル、98キー版が199.99ドル。予約販売も受け付けている。

特徴は、キーボード全体を単一のスイッチ方式に固定せず、一部キーでアナログスイッチとメカニカルスイッチを使い分けられる構造にある。Logitechによると、39基のスイッチスロットが主要なアナログスイッチに加え、3ピン/5ピンのメカニカルスイッチにも対応する。用途に応じて、必要なキーだけ別のスイッチへ交換できるという。

例えば、移動キーにはアナログスイッチ、頻繁に使うキーにはメカニカルスイッチを割り当てるといった構成が可能だ。従来はメカニカルかアナログのいずれか一方を採用する製品が中心だったのに対し、G512 Xは1台の中で両方式を組み合わせて使える点が特徴となる。

アナログ機能の中核にはTMRセンサーを採用した。1つのキーに最大2つの入力ポイントを設定でき、押し込みの深さに応じて異なる入力を割り当てられる。精密な操作や素早い反応が求められるゲームでの利用を想定している。Logitechは、第2の入力ポイントで触覚フィードバックも得られ、作動のタイミングを指先で把握しやすいとしている。

TMRスイッチは「Rapid Trigger」にも対応する。キーが完全に元の位置へ戻る前でも次の入力を素早く認識する仕組みで、連続入力の多いFPSやリズムゲームでの反応性向上を狙う。ただし、こうしたアナログベースの機能はメカニカルスイッチに交換した場合は利用できない。必要に応じてアナログスイッチへ戻して装着することは可能としている。

本製品は、単一のスイッチ方式を前提とした従来のゲーミングキーボードとは異なり、スイッチの互換性と入力カスタマイズ性を前面に打ち出したモデルといえる。Rapid Triggerや入力ポイント設定への関心が高まる中、こうした混在型の設計が市場で広がるかが注目される。

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