Nexthrusは4月29日、AIエージェント分野のグローバル協力ネットワーク「Agentic AI Foundation(AAIF)」に参画すると発表した。AAIFはLinux Foundation傘下で、AIエージェントの相互運用性と標準化を推進する国際団体。Nexthrusはあわせて、x402やERC-8004といった関連規格への対応も進める。
AAIFには、OpenAI、Anthropic、Googleなど100社を超える技術企業が参加している。オープンプロトコルや共通仕様の策定を通じ、AIエージェント技術の普及基盤づくりを進めている。
Nexthrusは、TronのAI・決済インフラプロジェクト「B.AI」との提携も正式化した。オンチェーンゲームプラットフォーム「CROSS」を基盤に、AIエージェントがゲーム内でプレーから決済までを担う「エージェント・ゲーミング」モデルの強化を進める。
代表例として挙げたのが、AIエージェント専用のサバイバルゲーム「MoltiRoyal」だ。参加エージェントの数は2100万を超えたという。
技術面では、AIエージェントの経済活動や取引を支援するCoinbaseのプロトコル「x402」を導入した。さらに、オンチェーン上の身元情報、権限、取引実行を規格化する標準規格「ERC-8004」にも対応し、関連エコシステムの構築に加わる。
キム・ヒョングク代表は「グローバルAIエージェントのエコシステムは急速に拡大している。初期段階で先行して参画する企業が、将来の競争力を確保する」とコメントした。
そのうえで、「Tronとの提携、AAIFへの参画、世界初のAIエージェントゲーム『MoltiRoyal』を通じて、x402とERC-8004の基盤技術を実サービスに適用している」と説明した。
さらに、「AIエージェントは、ユーザーの介入なしに稼働する新たなサービスモデルであり、高い成長可能性を持つ領域だ。ゲームを中心としたエージェント・ゲーミングモデルをグローバル標準として定着させたい」と述べた。