Elice Groupは4月24日、AI向け移動式モジュール型データセンター(PMDC)に関する中核技術の特許4件を取得したと発表した。サーバーラックの移動、火災管理、空冷・水冷に関する技術が対象で、一部インフラではすでに実運用を通じたデータ蓄積を進めているという。
取得した特許は、(1)モジュール型データセンター向けサーバーラック移動装置およびその動作方法、(2)モジュール型データセンターの火災管理システムおよびその動作方法、(3)モジュール型データセンターの空冷式冷却システムおよびその動作方法、(4)サーバーラック向け水冷式冷却システムおよびその動作方法――の4件。
このうち火災管理システムは、温度、煙、ガスの各種センサーデータを基に延焼リスクを分析し、無停電電源装置(UPS)と連動してサーバーの稼働を制御する。冷却技術では、水冷方式で高密度環境での発熱に対応し、空冷方式ではモジュール構造内の気流を効率化する。
これらの技術は現在、一部インフラに適用され、リアルタイムの運用データを蓄積している。Elice Groupは今後、追加検証を経て適用範囲を広げる方針だ。
パク・ジョングク最高技術責任者(CTO)は、「高性能GPUの運用に不可欠な高信頼AIインフラを支える技術力が、公的に認められた成果だ」とコメント。「グローバル市場で信頼されるAIソリューションの新たな標準を示していく」と述べた。
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