Amazon Web Services(AWS)はAmazon Bedrock AgentCoreを更新し、AIエージェントの本番運用基盤の構築を自動化する新機能「Managed Agent Harness」を追加した。SiliconANGLEが22日(現地時間)に報じた。
今回の更新の中核となるのがManaged Agent Harnessだ。これまでAIエージェントを本番環境に展開するには、コンピューティングリソースや認証プロトコル、永続ストレージ、コード実行用サンドボックスなどを開発者が個別に設定する必要があり、構築に数日かかるケースもあった。
これに対しManaged Agent Harnessは、こうした作業を設定ファイルベースで定義できるようにし、環境構築を数分程度に短縮できるようになる。
Managed Agent Harnessは、オープンソースの「Strands Agents」フレームワークを基盤としている。
モデルの切り替えも容易になる。例えば、Claude Opus 4.6からGoogle Gemini 3へ移行する場合、従来はコードを大幅に書き換える必要があったが、今後はAPIパラメータの変更で対応できるという。
あわせて追加した「AgentCore CLI」は、プロトタイプ開発から本番展開までを同じワークフローで扱えるようにする。AWSは、Infrastructure as Code(IaC)の考え方を取り入れることで、エージェント設定の再現性確保やバージョン管理をしやすくすると説明している。
このほかAWSは、Kiro、Claude Code、Codex、Cursor向けにあらかじめ用意したスキルも公開した。AIコーディングエージェントがAgentCoreの最新のベストプラクティスを参照できるようにし、ミスの抑制につなげる狙いがあるとしている。