Dassault Systemesは4月22日、産業オートメーション技術を手掛けるOMRONと、ITとOTの統合に向けて戦略提携したと発表した。
両社は今回の協業を通じ、製造企業や装置メーカーが、仮想環境と実環境を連携させながら高性能な生産システムを設計、シミュレーション、構築できるよう支援する。
Dassault Systemesの「3D UNIV+RSES」と、OMRONの産業オートメーションプラットフォーム「Sysmac」を連携させることで、一貫した仮想環境上で、生産システムの設計からシミュレーション、検証、構築までを統合的に進められるようにする。
中核となるのは、「生産システムのバーチャルツイン」の実現だ。新たな生産ラインの立ち上げ前に、ロボットの動作検証や物流フローの最適化を含む各種テストを実施できるようにする。
Dassault Systemesのパスカル・ダロズ最高経営責任者(CEO)は、「製造業は新たな時代に入っている」としたうえで、「OMRONとともに、AIを基盤として自ら進化する『生きた生産システム』を構築している。仮想世界と現実世界を単一の学習ループで結び付ける取り組みだ」と述べた。
さらに、「Dassault Systemesの産業ワールドモデルは、複雑さを知能へと変え、工場を単なる自動化の段階から自律化へと引き上げる。産業システムを、反応型から予測型へ、硬直的な構造から柔軟な構造へと再定義し、製造業の新たな可能性を切り開く」と語った。
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