KB国民銀行は4月22日、在外同胞の帰国後の定着をワンストップで支援する「KB Prime 同行ホームカミングサービス」の提供を開始した。行政手続きから税務、不動産、法務、資産管理までを一体で提供し、帰国に伴う資産再編ニーズにも対応する。
同社は、グローバル資産市場を取り巻く環境変化や、国内の教育・生活インフラへの関心の高まりを背景に、在外同胞の帰国と資産再編の需要が増えているとみている。単なる居住地の移転にとどまらず、資産移転や税務・法務、生活基盤の整備まで含めた幅広いニーズに応えるため、関連サービスをまとめて提供する。
同サービスは、WM顧客向け「同行シリーズ」の第1弾。国籍回復などの行政手続き支援、海外資産の移転、資産ポートフォリオの再構築、節税や贈与に関するコンサルティングなど、帰国準備から定着までの全工程をカバーする個別対応型サービスとして展開する。
サービス開始にあわせ、明洞資産管理諮問センターには専用窓口「KBホームカミングデスク」を開設した。韓国内では最寄りの営業店で相談を申し込める。米国では、16州に拠点を持つ提携先のKorinyを通じて相談を受け付ける。
今後は、KB金融グループの「KB WMスター諮問団」、ファミリー単位の資産管理サービス「ファミリーオフィス」、シニア特化型サービス「KBゴールデンライフ」などと連携し、対象顧客層とサービス領域を広げる方針だ。
KB国民銀行の関係者は「帰国を伴う移住は、多方面の準備が必要となる大きな節目だ。今回のサービスが顧客にとって実務面で役立つものになることを期待している」とコメント。「今後もWM分野で培った知見を生かし、顧客中心の総合金融サービスを拡充していく」とした。