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大口トレーダーが、アルトコイン市場の一段安を見込んだ大規模なショートポジションを構築し、注目を集めている。対象は100銘柄に及び、2026年もアルトコイン市場の軟調地合いが続くとの見方を示した。

21日付のBlockchainメディアCryptopolitanによると、トレーダーのド・プロフィットはアルトコイン100銘柄にショートポジションを分散して構築した。2026年も弱気相場が続く可能性が高いと判断したためだ。

ポジションは、各銘柄に証拠金を分散して配分する形で組成した。一部銘柄が清算されても、証拠金全体に占める損失を約1%に抑える狙いがある。ド・プロフィットは対象銘柄を明らかにしていないが、ファンダメンタルズが弱く、数年にわたって下落基調が続いてきた資産を中心に選んだと説明した。

ド・プロフィットはアルトコイン市場の先行きに強い懐疑的な見方を示している。市場の少なくとも90%は下落基調が続いており、反転の可能性も低いという認識だ。さらに、ここからもう一段50%下落すれば、100ポジションの大半が含み益に転じ、利益は合計で約50万ドル(約7500万円)に達する可能性があると見込んでいる。

こうした動きは、アルトコイン全般に対する弱気心理が市場に広がっていることも映している。ド・プロフィットはBitcoinで12万ドル(約1800万円)規模のショートに加え、SPXのショートも保有していると伝えられた。市場全体に慎重な姿勢を取っていることがうかがえる。

もっとも、アルトコイン・シーズンの終了を断定するのは時期尚早だとの見方もある。2026年4月時点のアルトコイン・シーズン指数は39で、Bitcoin優位でもアルトコイン優位でもない中立圏にある。Ethereum、Solana、XRPなど主要アルトコインも、明確な反発を欠いたまま推移している。

一部のインフルエンサーは、2026年にもアルトコイン・シーズンが到来する可能性があるとみている。歴史的には、Bitcoinの占有率がピークを付けて低下に転じた局面で、アルトコインの強気相場が形成されるケースが多かったためだ。別のアナリストは、足元の横ばい推移を蓄積局面と捉えている。マイケル・バン・デ・ポッペは、今回の調整局面について「上放れ前の持ち合い」である可能性があると評価した。

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