RippleのXRPが、Solana上でラップド型の資産として正式に展開された。17日付のCryptopolitanによると、これによりXRPはSolanaの分散型取引所(DEX)エコシステムに対応し、流動性拡大が見込まれる。
Solanaは17日、XでXRPへの正式対応を発表した。これまでもSolana上では非公式版のXRPが登場したことはあったが、いずれも長続きしなかった。
今回のXRPは、RippleやHex Trustなどの協力の下で提供される。仕組みはWBNBやラップドEtherに近い。これにより、XRPはPhantomウォレットやJupiter、Meteoraなど、Solanaの取引エコシステム内で売買できるようになった。当初はSOL建てとUSDC建ての取引ペアから始まる見通しで、今後はレンディングプロトコルへの展開の可能性も指摘されている。
XRPはこれまで中央集権型取引所への依存度が高く、とりわけ韓国市場での取引比率が大きい傾向があった。Solanaへの対応によって活発なDEXエコシステムに接続できる一方、実際の流動性や取引の厚みは、取引ペアの構成や流動性提供者の確保に左右される可能性がある。十分な流動性を備えた取引ペアが定着するまでには、時間を要するとの見方もある。
XRPの価格は、足元の市場反発を受けて1.48ドル前後まで戻した。数週間前までは1.30ドル近辺で推移していた。今回のSolana対応は、XRPが他ネットワーク上で一部の取引活動や未決済ポジションを失った時期と重なった。
Solanaは2026年に入り、暗号資産や伝統的資産のトークン化の受け皿として存在感を高めている。ただ、他チェーン由来の資産をSolanaに持ち込む手法については、依然として単一の標準はない。SunriseはHYPEを含む資産を追加しており、Prestocksは上場前企業の資産を扱っている。Solana上では、Anthropicなどテック株に連動するトークン化資産や、StrategyのSTRCのトークン化版も流通している。Ondo Finance、Solstice Finance、XStocks、Securitizeなども、関連資産の発行に参加している。