TechRadarは16日(現地時間)、MacBook NeoやmacOSを初めて使うユーザー向けに、標準アプリでは補い切れない部分をカバーするサードパーティー製アプリ7本を紹介した。文書作成、予定管理、Webブラウジング、アプリ管理、音声制御、Web会議、動画再生の各分野で、定番ツールを挙げている。
まず、Windows環境から移行するユーザー向けの文書作成アプリとして「Microsoft 365」を挙げた。Word、Excel、PowerPointといった定番ツールをmacOSでも大きな違和感なく使えるため、移行直後でも従来の作業環境を維持しやすいとしている。
予定管理では、Flexibitsの「Fantastical」を選んだ。macOS標準のカレンダーより多機能で、予定入力時に関連する情報を自動で追加できる点を評価した。
リマインダーやタスク管理に加え、Microsoft 365やiCloudとの連携にも対応しており、仕事と個人の予定をまとめて管理しやすいとしている。
Webブラウザーについては、Safariに加えて他のブラウザーを併用する使い方を提案した。Google Chromeは動作の軽快さとシンプルなインターフェース、Firefoxはプライバシー重視の方針と拡張機能の充実が強みだと紹介している。
拡張機能としては、広告表示やフィッシングのリスクを抑える「uBlock Origin」、Cookie関連の処理を自動化する「Consent-O-Matic」を挙げた。プライバシー保護と利便性の両立につながるとしている。
アプリ管理では、Nektonyの「App Cleaner & Uninstaller」を紹介した。アプリ本体だけでなく、アンインストール後に残りがちな関連ファイルも整理でき、macOS標準機能では行き届きにくい部分を補えるという。
起動項目や拡張機能もあわせて管理できるため、Macに不慣れなユーザーがインストール済みアプリをまとめて整理したい場合の有力な選択肢になるとした。
音声制御では「SoundSource」を推奨した。アプリごとに音量を個別に調整でき、特定のアプリだけ音を大きくしたり小さくしたりできる。
さらに、あるアプリの音声はMacBookのスピーカーへ、別のアプリの音声はヘッドホンへ出力するといった設定にも対応する。キーボードの音量ボタンだけでは難しい細かな制御が可能になる点を特徴として挙げた。
コミュニケーションアプリでは「Zoom」を取り上げた。コロナ禍を経て広く普及したWeb会議サービスで、設定しやすく使い方も分かりやすい点を評価した。
背景設定やフィルター、グループ通話、会議機能に加え、通話内容の文字起こしや要約に対応するAI機能も備える。家族との通話から業務会議まで幅広く使える点を薦める理由に挙げている。
動画再生アプリとしては「VLC」を紹介した。Apple標準の動画プレーヤー「QuickTime」では再生できない形式がある可能性があるとして、多様なファイル形式に対応する無料プレーヤーの必要性を指摘した。
VLCはmacOSに加え、WindowsやLinuxでも利用できるという。
TechRadarは、これらのアプリについて、MacBookを初めて使うユーザーにとって標準アプリだけでは補いにくい部分を埋める選択肢になるとまとめた。重要なのはアプリを数多く入れることではなく、自分の用途に合ったツールを選び、MacBookの利用環境に早く慣れることだとしている。