Cafe24は4月17日、自社サービス「Cafe24 PRO」の利用者向けに、AIを活用したECサイトのデザイン自動生成機能の提供を開始したと発表した。ブランド情報や商品構成、利用データを基に最適なデザイン案を提示し、ショップ運営者のリニューアル作業にかかる時間と負担の軽減を図る。
新機能は、各ショップのブランド情報や取扱商品の構成、利用データなどを分析し、運営環境に合ったデザインを自動生成するもの。ショップ運営者はデザイン作業の負担を抑えながら、短時間で最適なサイト構成を整えられるとしている。
利用者は管理画面内の「デザイン保管庫」から、ワンクリックで無料提案を受ける形でデザイン生成を申し込める。約15分で5種類のレスポンシブデザインが提示され、プレビューで確認したうえで選択・適用できる。必要に応じて再生成し、複数案を比較しながら選ぶことも可能だ。
デザインを適用すると、サイト全体のスキンが一括で切り替わる。トップページの構成や大型バナー、カテゴリーメニュー、帯バナーなどの主要レイアウトは新デザインに合わせて再構成され、商品表示もスキンに応じて自動反映される。レスポンシブ対応により、PCとモバイルの両環境に最適化する。既存デザインは「デザイン保管庫」に保存され、必要に応じて復元できる。
用意するデザインは5つのコンセプトで構成した。汎用性の高い基本型のほか、大口購入や法人顧客を想定したB2B向け、ブランドの個性を打ち出すビジュアル重視型、カテゴリ探索に適したサイドメニュー型、モバイル環境に最適化したモバイル特化型をそろえた。各ショップの特性に応じて、細部の要素も反映するという。
Cafe24は、従来はデザインリニューアルに追加コストや時間がかかるケースが多かったと説明する。今回の機能により、ショップ運営者は短時間で複数のデザイン案を検討し、そのまま適用できるようになるとしている。
今後は、データに基づくレコメンド機能を継続的に高度化し、ユーザビリティの改善とデザイン自動化領域の拡大を進める方針だ。誰でも容易にECサイトのデザインを整え、運営効率を高められる環境の整備を目指す。
イ・ジェソク代表は「運営者がデザイン作業にかける時間とコストの負担を減らせるよう、技術開発全般に注力してきた」とコメントした。そのうえで「今後もCafe24 PROを通じてECサイト運営全般の効率化を支援し、顧客が事業成長に集中できる環境を整えていく」と述べた。