4月中旬の韓国芸能界では、BTSのVを起用したCompose Coffeeの新CMが話題を集めた。一方、ASTROのチャ・ウヌは税務問題を巡る騒動について、追徴課税を全額納付したと明らかにし、所属事務所のFantagioも管理体制の不備を謝罪した。
このほか、KATSEYEとGAPのコラボフーディーや、MBCドラマ「21世紀 大君夫人」のコラボグッズも注目を集めた。作品面では、IUとピョン・ウソクが主演する同作の演技評価を巡って賛否が広がっている。
音楽シーンでは、TOMORROW X TOGETHER、PLAVE、MODISEI、Xdinary Heroesなどのボーイズグループが相次いで新譜を投入する。MAMAMOOのフィインによるソロカムバックも関心を集めている。
■BTS V、制服姿の新CMが話題
BTSのVが出演するCompose Coffeeの新広告キャンペーンが注目を集めている。
Compose Coffeeは10日、専属モデルのVを起用した新キャンペーン「その夜、私たちのデカフェ」を公開した。映像ではVが高校生役に扮し、制服姿で青春の一場面を演じている。
初恋を思わせる相手の髪についたタンポポの綿毛を取る場面のほか、教室で眠る姿やバスケットボールコートを走るシーンなどを盛り込み、青春映画のような映像に仕上げた。
同社は、健康を意識しながら楽しむ消費トレンドの広がりを背景に、カフェインを抑えつつコーヒー本来の味を楽しみたい需要を踏まえて企画したとしている。
■チャ・ウヌ、追徴課税を全額納付
ASTROのチャ・ウヌは、税務問題を巡る議論が広がる中、追徴課税を全額納付したと明らかにし、あらためて謝罪した。Fantagioも公式コメントを通じて、管理体制の不備を認めた。
チャ・ウヌは8日、自身のInstagramに長文を投稿し、「国税庁の手続きと結果を尊重し、関連する税金はすべて納付した」と説明した。その上で、「これ以上混乱が広がらないことを願う」「残る手続きにも誠実に臨む」と記した。
さらに、「十分に確認できていなかった点があるなら、その責任はすべて自分にある」とし、家族や事務所に責任を転嫁するつもりはない考えを示した。活動を安定的に続けるため法人を設立する過程で見落としがあったとし、今回の事案を軽く受け止めていない姿勢を強調した。
Fantagioも、所属アーティストの税務を巡る論争で不安を与えたとして謝罪した。同社は「今回の件を単なる個別案件ではなく、管理責任の不足に起因する重大な問題と受け止めている」と説明した。
その上で、事前検討が不十分で、管理プロセスにも不備があったと認め、「内部の管理体制と意思決定プロセスを全面的に見直している。税務・法務レビューを含む事前検証手続きも強化する」とした。
■KATSEYE、GAPと限定フーディー発売
グローバルグループのKATSEYEは15日、Complexの公式オンラインストアを通じて「KATSEYE×GAP」の限定フーディーコレクションを発売する。
公式SNSで公開された映像では、メンバーが限定フーディーを着用した姿を披露した。袖口には各メンバーの出身国を示す意匠があしらわれており、ユンチェが着用したグレーのフーディーには韓国国旗が入っている。
■「21世紀 大君夫人」、コラボグッズも話題
IUとピョン・ウソクが主演するMBCドラマ「21世紀 大君夫人」は、Kakao Friendsとのコラボグッズでも関心を集めている。
MBCドラマ公式Instagramは9日、「大君夫人を迎える準備はできましたか?」とのメッセージとともに、「21世紀 大君夫人」とKakao Friendsによるコラボを公表した。
コラボの中心となるのは、人気キャラクター「チュンシギ」と作品を組み合わせたキーホルダー人形だ。ソン・ヒジュ(IU)のキーホルダーには、ヒジュのトレードマークであるほくろを取り入れ、御史花と婚礼衣装を着せた。イアン大君(ピョン・ウソク)のキーホルダーは、えくぼのディテールを反映し、制服と婚礼衣装をまとった姿で表現した。
■IUとピョン・ウソクの演技評価に賛否
「21世紀 大君夫人」は大きな期待を集めてスタートした一方で、IUとピョン・ウソクの演技を巡っては賛否が分かれている。
同作は10日に初回放送を迎えた。21世紀の立憲君主制の韓国を舞台に、すべてを手にした財閥でありながら平民の身分に縛られる女性と、王の息子でありながら何も持てない男性が、運命を切り開きながら身分の壁を越えていくロマンスを描く。視聴率はNielsen Korea調べで、第1話が7.8%、第2話が9.5%だった。
IU演じるソン・ヒジュについては、堂々とした野心家の一面に加え、プロフェッショナルさや愛らしさも交えながら、出自と現実の間で揺れる複雑な内面を表現したとの評価が出ている。ピョン・ウソクについても、tvN「ソンジェ背負って走れ」とは異なる魅力を見せたとする声がある。
一方で、公開後のオンライン上では「IUもピョン・ウソクも演技が重い」「IUは前作では良かったのに今回は違和感がある」「ピョン・ウソクはソンジェのイメージが強すぎる」など厳しい反応も上がった。
ただ、全12話のうち放送はまだ2話までであることから、現時点で作品や演技の評価を断定するのは早いとの見方も少なくない。
■Disney+で存在感、グローバル4位に
「21世紀 大君夫人」は、Disney+での成績でも存在感を示している。
OTTコンテンツランキング集計サイトのFlixPatrolによると、14日時点の前日ベース集計で、同作はDisney+の「TOP 10 TVショー」部門でグローバル4位に入った。韓国のほか、日本、香港、台湾、シンガポールで1位、ブラジルで2位、メキシコで4位、カナダとオーストラリアで5位、米国で6位となるなど、計44の国・地域でトップ10入りした。
Kコンテンツ競争力分析機関のGood Data CorporationによるFUNdex調査でも、2026年4月第2週のTV・OTTドラマ話題性ランキングで1位を獲得した。話題性指標では、VON(コミュニティ反応)、SNS、ニュースの各部門で1位、動画部門で2位だった。
■ボーイズグループの新譜ラッシュ
4月第3週は、ボーイズグループのカムバックが相次ぐ見通しだ。なかでも、MAMAMOOのフィインによる女性ソロでのカムバックが注目点として挙がっている。
TOMORROW X TOGETHERは8thミニアルバムで先陣を切り、PLAVEもチャート上位を狙う。MODISEIはStray Kidsのプロデュースチームと組んでデビューし、Xdinary Heroesはメンバー全員が新譜制作に参加してグループの色を強めた。フィインも、持ち味の歌声で存在感を示すとみられる。