写真=Zoomex

暗号資産取引所のZoomexは、暗号資産口座から米国株連動商品を取引できる新サービス「ZoomexStocks」を開始した。証券口座を別途開設する必要はなく、USDTとUSDCで売買できる。取扱いは12銘柄・指数で、24時間365日の取引にも対応する。

ブロックチェーンメディアのBeInCryptoが4月15日(現地時間)に報じた。

ZoomexStocksでは、従来の証券会社で必要だった口座開設や法定通貨の入金を省き、Zoomexの単一アカウント上で暗号資産と米国株連動商品の管理を一元化できるようにした。決済通貨はUSDTとUSDCに対応し、最小取引額は5USDT(約750円)に設定した。

サービス開始時点で扱うのは12銘柄・指数。個別銘柄ではApple、Tesla、Alphabet、NVIDIA、Meta、Amazonのほか、暗号資産関連としてStrategy、Robinhood、Circle、Coinbaseをそろえた。指数ではNASDAQとS&P500を扱う。

同社は、このサービスについて、従来型の証券サービスをそのまま移植したものではないと説明する。製品責任者は「伝統的な証券会社の複製ではなく、暗号資産ユーザーがグローバル資産へより直感的にアクセスできるよう設計した」とコメントした。

その上で、「参入障壁を下げ、手続きを簡素化し、単一プラットフォームでマルチアセットのポートフォリオを管理できるようにすることが目標だ」と述べた。

価格は実市場データに連動する仕組みを採用した。NASDAQやニューヨーク証券取引所(NYSE)など主要取引所のデータを基準に価格を反映し、損益は値動きに基づいて算出する。売買は随時可能としている。

一方で、同サービスは基礎資産の値動きに連動する商品であり、現物株を直接保有する仕組みではない。

運用面でも、従来の株式市場とは異なる特徴を打ち出す。ZoomexStocksは24時間365日の取引に対応し、週末前の持ち高調整や、マクロ経済・業界ニュースへの機動的な対応を可能にする。暗号資産と米国株連動商品の間で、動的なヘッジ戦略を組むこともできるという。

あわせて、サービス開始を記念した手数料還元キャンペーンも始めた。期間中の株式トークン取引手数料を100%還元し、1人当たりの上限は100USDT(約1万5000円)。総額は5万USDT(約750万円)で、キャンペーン終了後7営業日以内に付与する。参加には別途登録が必要としている。

今回の投入は、暗号資産取引プラットフォームが単一アカウント内で扱う資産クラスを広げる流れに沿うものだ。Zoomexは、別プラットフォームへの移動や国際送金の手続きを経ずに株式関連商品の取引まで可能にし、暗号資産ユーザー向けの統合取引環境の拡充を打ち出した。

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