Anthropic(写真=Shutterstock)

Anthropicが、企業向けAIサービス「Claude Enterprise」の料金体系を従量課金制に見直した。The Informationが4月14日(現地時間)に報じた。1ユーザー当たり月額20ドルの基本料金に加え、利用量に応じた追加課金が発生する仕組みで、利用の多い企業ではコスト負担が大きく膨らむ可能性がある。

従来のClaude Enterpriseは、1ユーザー当たり月額最大200ドルを支払う代わりに、一定のトークン利用枠が付与される方式だった。新たな料金体系では、月額20ドルの基本料金に加えて、実際の利用量に応じた料金を支払う。

ソフトウェアライセンス交渉を手掛けるRedress Complianceの共同創業者、フレドリク・フィリプソン氏は、ヘビーユーザーの場合、費用が2~3倍に増える可能性があると試算している。

一方、ユーザー数が150人未満の企業を対象とする「Team」プランは、今回の料金改定の対象外だ。

Anthropicの広報担当者は、「従来の方式では、一部の顧客は利用上限に達して作業が中断する一方、別の顧客は購入した容量を使い切れないという問題があった」と説明。そのうえで、今回の見直しについて「人による直接利用からAIエージェント活用へとワークロードが移る流れを、より適切に反映するものだ」と述べた。

The Informationによると、AnthropicのAIコーディングツール「Claude Code」の年換算売上高は、昨年12月の10億ドルから今年2月には25億ドルへと急増した。1月から2月にかけては、週間アクティブユーザー数も2倍に増えたという。

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