Crowdworksは4月14日、蔚山科学技術院(UNIST)が主導するコンソーシアムに参画し、造船向け超大規模産業AI開発プロジェクトの実施機関に選定されたと発表した。
同プロジェクトは、科学技術情報通信部と情報通信企画評価院(IITP)が支援する「超大規模産業AI研究支援事業」の一環。UNISTコンソーシアムが主幹機関を務める。
総事業費は403億ウォン。内訳は国費285億ウォン、蔚山市25億ウォン、企業負担93億ウォンで、2030年まで事業を進める。
造船所の現場データを基に超大規模AIの基盤モデルを開発し、実際の産業現場で適用・実証することで、造船業のAI転換を後押しするのが狙いだ。
CrowdworksはUNIST、HD Hyundai Heavy Industries、HD Korea Shipbuilding & Offshore Engineeringと連携し、産業特化データの整備と学習用データセットの開発を担う。対象は、設計図面や作業指示書などの文書データに加え、現場映像やセンサーデータなどのマルチモーダルデータに及ぶ。
そのため、同社の知能型データ前処理ソリューション「Alpy Knowledge Compiler」を導入する。造船所の複雑な設計図面などの非定型データをAIが活用しやすい形式に変換し、閉域網(オンプレミス)ベースの運用体制を構築することで、設計の中核データの外部流出を防ぎながら管理する方針だ。
Crowdworks関係者は「国家戦略産業である造船分野のAI革新を担う大型プロジェクトに、データ専門企業として参画できる意義は大きい」としたうえで、「実績のあるデータエンジニアリング技術を基に、造船業に最適化した超大規模AIの成功事例を示したい」とコメントした。