ジン・オクトン Shinhan Financial Group会長(写真=Shinhan Financial Group)

Shinhan Financial Groupは3月30日、超革新産業向けの生産的金融の実行力を高めるため、産業別バリューチェーン営業を専担する「先見チーム」を発足したと発表した。

今回の組織改編は、従来の企業別・地域別営業から、産業エコシステム全体を見据えた「生産的金融支援体制」へ転換するのが狙いだ。

同社はあわせて、「先見マップ」「企業成長性信用評価システム」「先見チーム」を軸とする3段階の実行体制を整えた。

まず、超革新産業の15大プロジェクトを軸にバリューチェーンを分析した「先見マップ」を通じ、有望企業群や協力ネットワークを特定し、営業戦略を設計する。

次の段階では、財務諸表中心の事後審査から脱し、産業の初期段階から有望企業と協力会社を発掘する。金融支援と投資を連動させ、支援対象の拡大につなげる方針だ。

先見チームは、戦略営業を担うRM、審査担当、産業分析の専門家で構成する。15大超革新産業を7分野に再分類し、企業の発掘から営業・マーケティングまでを一貫して担う。

これにより、先見マップに基づく企業・ネットワークの特定、企業成長性信用評価システムによる技術力・事業性の評価、先見チームを中心とした実行へとつながる、生産的金融の枠組みを整備したとしている。

Shinhan Financial Groupは3月25日に先見チームの発足式を開き、運営を開始した。グループ各社も関連機能の強化を進める。Shinhan Bankは産業研究院(KIET)と連携し、産業分野の専門性を高める教育プログラムを推進する計画だ。Shinhan Investment Corp.は「生産的金融ブルーブック」を発刊し、リスクマネー投資の拡大を進めている。

ジン・オクトン会長は「金融の真の役割は、産業の未来を先に見て道を開く『先見』と『実行力』にある」と述べたうえで、「生産的金融への転換を通じて、産業と企業の成長をつなぐ金融の役割を強化する」と強調した。

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