写真=ウィキメディア、リップルのブラッド・ガーリングハウスCEO

Rippleのブラッド・ガーリングハウスCEOは、ステーブルコインが暗号資産市場の転換点になるとの見方を示した。企業の間では、より迅速で効率的な決済手段としてステーブルコインの導入検討が広がっているという。

Cointelegraphが28日(現地時間)に報じたところによると、ガーリングハウス氏は「Fortune 500に名を連ねる企業を含むグローバル企業で、財務責任者の間でステーブルコイン活用の検討が進んでいる」と述べた。そのうえで、これが暗号資産の新たな転機になると強調した。

Bloomberg Intelligenceは、ステーブルコインの取引量が2030年まで年平均80%の伸びで拡大し、56兆6000億ドル(約8490兆円)に達すると予測している。

足元のステーブルコイン市場は、TetherのUSDTとCircleのUSDCが主導している。2025年の取引量は33兆ドル(約4950兆円)に達した。Rippleは昨年12月に「Ripple USD(RLUSD)」を投入し、同市場への本格展開を始めた。CoinGeckoによると、RLUSDの時価総額は14億ドル(約2100億円)で、上位10銘柄に入っている。

一方、Rippleは昨年、2件の買収を通じてブロックチェーン決済インフラの拡充も進めた。12億5000万ドル(約1875億円)で買収したHidden Roadは機関投資家向けのプライム・ブローカレッジ企業。10億ドル(約1500億円)で買収したGTreasuryは、企業向け財務管理プラットフォームを手がける。ガーリングハウス氏は、これらの買収を通じてRippleは記録的な成長を続けるとの自信を示した。

米国の規制環境にも変化の兆しがある。ガーリングハウス氏は、ステーブルコインとブロックチェーン技術の普及はCLARITY法案の成立によってさらに加速するとの見方を示し、「米国は政治的理由で規制を武器化する過ちを繰り返してはならない」と述べた。

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