写真=Hanwha Power

Hanwha Impact傘下のHanwha Power Systemsと米ガスタービンサービス企業のPSM(Power Systems Mfg., LLC)は3月25日、ブランドと社名を「Hanwha Power」に統一すると発表した。単体機器の供給にとどまらず、発電設備や運用・保守まで含めたエネルギーインフラ事業を強化する。

新たなHanwha Powerは、エネルギー機器の供給やサービスに加え、発電設備ソリューションまで事業領域を広げる。両社はガスタービンと圧縮機を中核に技術力を結集し、主力機器から補機、運用、サービスまでをカバーする統合ソリューション体制を構築する。

電化の進展と人工知能(AI)の普及を背景に、大規模データセンター向けの電力需要は拡大している。分散型電源の比率が高まる中で、高効率ガスタービンや高精度の燃料供給システムの重要性も増している。Hanwha Powerは、エネルギーを電力に変換するシステムを供給し、電力分野の技術基盤を支える産業パートナーとしての位置付けを強める考えだ。

今回の統合を機に、北米、欧州、中東、アジアの各拠点を一体運営し、技術開発、エンジニアリング、営業、サービスの連携を高める。顧客は1社を通じて、設計から運用までライフサイクル全体で対応を受けられるようになるとしている。

同社は、ガスタービン向け燃料供給用圧縮機と、炭素回収・利用・貯留(CCUS)向けCO2圧縮機を通じ、燃料供給から発電、炭素管理までの一連のプロセスを一体で支援する。今後は水素やアンモニアなど低炭素発電分野にも事業を拡大し、老朽化したガスタービンの環境対応型設備への転換支援も手掛ける計画だ。

Hanwha Powerのラピ・バルタ代表は「エネルギー機器の重要性がかつてなく高まる中、Hanwha Powerは回転機器の技術力を基盤にグローバルな力を結集し、電力産業のバリューチェーン全体を強化していく」とコメントした。その上で「現地対応力とサービス品質を高め、発電プラントの信頼性と効率を向上させることで、脱炭素時代をリードするグローバルなエネルギーソリューション企業への飛躍を目指す」と述べた。

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