Fidelityは米証券取引委員会(SEC)に対し、暗号資産を扱うブローカー・ディーラーや代替取引システム(ATS)に関するルールの明確化を求めた。投資家保護や市場の透明性、市場の健全性を維持しながら、取引とカストディの実務面で明確な指針を整備すべきだとしている。
The Blockが22日(現地時間)に報じた。Fidelityは、暗号資産を既存の市場インフラに組み込もうとするSECの取り組みを支持する一方、制度面の不確実性がなお残っていると指摘した。
今回の意見書は、SEC委員のヘスター・ピアース氏が昨年12月に求めた情報提供に応じて提出されたもの。Fidelityは、ブローカー・ディーラーによる暗号資産の取り扱いについて、追加のガイダンスが必要だと主張した。
SECは最近、ブローカー・ディーラーが証券に該当する暗号資産と、証券に当たらないデジタル資産の双方をカストディできる方向性を示した。これに対しFidelityは、実際の取引や保管の運用を巡っては、なお一段の明確化が欠かせないと訴えた。
あわせてFidelityは、ATSでトークン化証券を取引する際の明確な基準を整備するようSECに要請した。ブローカー・ディーラーがトークン化資産の規制上の位置付けを判断するに当たり、過度な法的リスクを負わない枠組みも必要だと指摘している。
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