Solana Labsのアナトリー・ヤコベンコCEOは17日、Ethereum創設者のビタリック・ブテリン氏が示したブロックチェーンの自律性を重視する考え方に反論し、ネットワークは継続的に進化しなければ競争力を失うとの認識を示した。あわせて、AIを活用した開発自動化を通じて変化を続ける必要があると強調した。
Cointelegraphによると、ヤコベンコ氏は「Solanaは進化を続けなければ消える」と述べ、「特定の個人や単一のグループに依存しないだけでなく、変化し続けることが必要だ」と主張した。
これに対し、ブテリン氏はEthereumについて、いわゆる「ワークアウェイ・テスト」を通過し、開発者の介入がなくても持続可能なネットワークであるべきだとの考えを示している。ヤコベンコ氏は、こうした方向性とは一線を画した。
EthereumとSolanaは、ともにレイヤー1ブロックチェーン市場の有力プレーヤーだが、戦略には大きな違いがある。Ethereumが分散性とセキュリティを最優先し、普及以上に自律性を重視するのに対し、Solanaは処理速度と使いやすさを前面に打ち出している。
ヤコベンコ氏は「変化しないブロックチェーンはいずれ競争で後れを取る」と指摘し、AIを活用した開発の自動化を通じて、Solanaは継続的に進化していく必要があると訴えた。
ブテリン氏はこれに先立ち、Ethereumが自律性を備えるには、量子耐性やスケーラブルなアーキテクチャに加え、中央集権化の圧力に抗するブロック生成モデルが必要だと主張していた。これに対しヤコベンコ氏は、そうしたアプローチはイノベーションを遅らせ、Solanaに市場で先行する余地を与えると反論した。