JobKoreaは1月5日、BrainCommerceが運営するキャリアプラットフォーム「JobPlanet」の営業譲受手続きを2025年12月31日付で完了し、同社を子会社化したと発表した。求人データと企業レビューを組み合わせ、AIを活用したキャリア支援基盤の強化を進める。
今回の買収を機に、JobKoreaは従来の求人情報中心のプラットフォームから、企業情報とキャリアデータを統合したAI活用型のキャリアプラットフォームへの転換を本格化する。
同社は、IndeedやLinkedInがグローバル市場で構築してきた「採用・企業情報・キャリア」をつなぐ構造を参考にし、国内市場に合わせた形でサービスを拡張していく方針だ。
JobKoreaによると、同社が持つ大規模な求人データと、JobPlanetが保有する企業レビューや組織文化に関するデータを組み合わせることで、求職者に適した求人を推薦するだけでなく、その選択理由まで示せるAIベースのキャリア支援体験を提供できるとしている。
JobPlanetは今後も独立したブランドと運営体制を維持する。企業や社員の実体験に基づく情報を軸に、企業理解をより深められるよう、コミュニティ機能の強化も進める方針だ。
JobKoreaはこれにより、応募後の段階にとどまらず、応募前の企業選びの段階における意思決定の質を高めるサービスへと進化させる考えだ。
同社は今回の買収について、短期的な事業拡大ではなく、AIとデータを軸とするテック企業への転換を見据えた中長期戦略の中核と位置付ける。採用とキャリア全般で蓄積してきたデータを基盤に、求職者と企業のマッチング精度を高め、プラットフォーム全体の競争力を継続的に引き上げるとしている。
ユン・ヒョンジュンCEOは「今回の買収は、採用後だけでなく、応募前の選択段階まで支えるAIキャリアパートナーへと進化するための戦略的判断だ」とコメントした。その上で、「国内を代表する採用プラットフォームとして蓄積してきたデータと技術力を基盤に、HRテック市場でのリーダーシップをさらに強化していく」と述べた。