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人工知能(AI)が業務を効率化するとの期待とは裏腹に、現場ではかえって業務負荷が増している可能性があることが分かった。米業務分析企業ActiveTrakの調査では、AI導入後、職種別の業務時間が最小で27%、最大で346%増加した。

Fortuneは13日(現地時間)、ActiveTrakの調査結果を報じた。調査は1万584人のユーザーデータを基に、AI導入前後それぞれ180日間を比較したものだ。

それによると、AI導入後は職種別の業務時間が全般に増加した。メール作成に費やす時間は104%増え、メッセージツールの利用時間は145%、業務管理ツールの利用時間は94%それぞれ増加した。いずれの領域でも、AIによる時間削減効果は確認されなかった。

一方で、集中して仕事に取り組む時間は減少した。中断のない平均作業時間は9%減り、集中作業時間も2%減少した。高い集中状態で過ごす時間の比率は2025年時点で60%となり、3年連続で低下した。反復的な業務の増加によって、深く考える時間が圧迫された形だ。

ActiveTrakは報告書で「データは明確だ。AIは仕事量を減らさない」と結論づけた。

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