ビットコインの累計採掘量が2000万BTCに到達した。写真=Shutterstock

ビットコインの累計採掘量が2000万BTCに達した。総発行上限2100万BTCの95%超に相当する水準で、残る100万BTCの発行にはなお100年以上を要する見通しだ。暗号資産メディアのThe Crypto Basicが11日に報じた。

ブロックチェーンの記録によると、この節目はブロック高93万9999で到達した。採掘したのはFoundry USAのマイニングプール。当時のブロック報酬は3.125BTCで、取引の検証とブロック生成の対価としてマイナーに支払われる。

Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOは、2000万番目のビットコインが採掘されたとした上で、残る100万BTCの発行には1世紀以上かかると説明した。ビットコインについては、インフレを抑えながら中央管理者なしで機能する分散型の通貨システムとして設計されたとの認識も示した。

ビットコインの供給設計はサトシ・ナカモトが定めたもので、総発行量は2100万枚に制限されている。新規発行分はブロック報酬として採掘者に配分されるが、その数量は時間の経過とともに減少する仕組みだ。

2009年のネットワーク稼働開始時点で、ブロック報酬は50BTCだった。その後は21万ブロックごとに半減する。直近の第4回半減期は2024年4月20日に発生し、報酬は6.25BTCから3.125BTCに低下した。現在の新規発行量は1日当たり約450BTCで、半減期前の半分の水準となっている。次回の半減期は2028年4月11日に予定されている。

半減期を重ねるごとに、ビットコインの供給ペースは一段と鈍化する。これまで20万BTCの採掘に17年を要した一方、残る100万BTCの発行にはさらに長い時間がかかる見通しだ。予測では、最小単位のサトシまで含む新規発行は2140年ごろまで続き、その後はブロック報酬がなくなり、マイナーの収入源は取引手数料が中心になる。

もっとも、採掘されたビットコインのすべてが実際に流通しているわけではない。ブロックチェーンの記録では、一定量が恒久的に使用不能な状態にあるとされる。ジェネシスブロックの報酬や特定のスクリプトで生成されたビットコインに加え、秘密鍵を失った利用者の保有分もあるため、実際に流通可能なビットコインは累計採掘量を下回る可能性がある。

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