Fireworks AIが、リアルタイムコンピューティングおよびサーバーオーケストレーション基盤を手掛けるHathoraを買収した。ゲーム向けの低遅延インフラ技術と人材を取り込み、グローバルなAI推論基盤の整備を加速する狙いだ。米SiliconANGLEが9日(現地時間)に報じた。
今回の買収は、インフラと人材の確保を目的としている。
Fireworks AIのリン・チャオCEOは、「ゲームインフラでは数ミリ秒単位の応答性能が求められる。これはAI推論でも欠かせない要素だ」と述べた。
Hathoraは2022年設立。14地域で、2社のベアメタル事業者と4つのクラウド環境を横断するコンテナオーケストレーション基盤を構築してきた。Splitgate 2、Stormgate、Predecessorなどリアルタイムゲーム向けのサーバーインフラを支援するほか、最近ではAI音声モデルのマーケットプレイスにも事業領域を広げている。
Fireworks AIは今回の買収を通じてグローバルなコンピューティング基盤の整備を進め、超低遅延・高性能のAIインフラ構築を目指す。リン・チャオ氏は「現在のAI業界はテキストベースの生成AIに注目が集まっているが、マルチモーダルAIやAIエージェントの台頭により、超高速のインタラクションが不可欠になる」との見方を示した。
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