「Kanana Scholar」専門家諮問グループの発足式。写真=Kakao

Kakaoは3月9日、大学研究者や次世代人材との連携を目的としたAI協力プログラム「Kanana Scholar」を始動し、専門家諮問グループを発足したと発表した。

「Kanana Scholar」は、KakaoのAI戦略や技術について学界と議論し、今後の発展の方向性を探るための取り組み。学界の専門家で構成する諮問グループと、大学生・若年層向けの交流プログラムを2本柱として運営する。

諮問グループには、主要大学でAI・コンピューティング分野を専門とする教授7人が参加した。KakaoのAI技術や関連サービス全般について助言を行う。

メンバーは、キム・ソンジュ(延世大学 先端コンピューティング学部 教授)、キム・スンリョン(KAIST キム・ジェチョルAI大学院 教授)、シン・ジヌ(KAIST ICT席座教授)、イ・ジュホ(KAIST キム・ジェチョルAI大学院 教授)、チャン・ジュニョク(漢陽大学 融合電子工学部 教授)、チュ・ハンビョル(ソウル大学 コンピュータ工学部 教授)、チェ・ジョンヒョン(ソウル大学 電気・情報工学部 教授)。

Kakaoは3月6日に発足式を開き、諮問グループの活動方針と年間アジェンダを確認した。今後は、基盤モデル「Kanana」、オンデバイスAI、エージェンティックAI、AIセーフティといった主要技術やサービス戦略を中心に議論を進める。

定期的な交流を通じてAI戦略の実行力を高めるとともに、技術や産業構造の変化に関する多角的な知見の獲得にもつなげる方針だ。

発足式に参加した教授陣は、AIの活用がサービスやプラットフォーム全般に急速に広がる中、企業が抱える課題と学界の研究テーマの結び付きは一段と強まっていると指摘した。その上で、産業界の問題意識と学術研究が有機的に連携することで、実質的な成果につながるとの期待を示し、同プログラムがその基盤になることに期待を寄せた。

Kakaoは、国内トップクラスのAI・ICT専門家との継続的な議論を通じて、自社AIの強みや方向性をさらに磨き込めるとみている。今後も学界との接点を広げる多様なプログラムを通じ、AI技術とサービスの発展方向をともに探っていく考えだ。

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