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XRPの軟調な値動きが続くなか、米Upholdの過去のSNS投稿で示唆された「1000ドル」シナリオが再び注目を集めている。ただ、市場では9~13ドルを含め、いずれの強気目標も実現へのハードルは高いとの見方が大勢だ。

米ブロックチェーンメディアThe Crypto Basicによると、Digital Ascension GroupのCEO、ジェイク・クレイバー氏は30日(現地時間)、Upholdの過去投稿を取り上げ、XRPが1000ドルに達する可能性にあらためて言及した。

XRPは2025年第4四半期を通じて軟調に推移した。10月以降の下落率は約34%に達し、心理的節目とみられていた2ドルを下回った。足元では1.87ドル前後で推移している。

この流れが続けば、XRPは2022年の弱気相場以来、年間ベースでマイナスとなる可能性が高いとみられている。

市場心理の悪化を受け、XRPの先行きに対する見方も慎重さを増している。一方で、Rippleコミュニティの人物を名乗るアカウント「Ripple Bull Winkle」は最近、Upholdが2025年の強気相場を前提に、XRPの目標価格として9~13ドルに触れたことがあると紹介した。

もっとも、2025年末までにこの水準へ到達するには、現在値から少なくとも381%、最大で595%の上昇が必要になる。このため、市場では実現可能性は低いとの見方が目立つ。Ripple Bull Winkleは、2025年の強気相場が2026年まで続く可能性があるとして、到達時期が来年にずれ込む余地にも言及した。

ただ、Upholdがこの目標価格を自ら提示したわけではない。実際には、AIチャットボット「Grok」が示した予測を紹介したにとどまる。The Crypto Basicも過去に、Upholdが2025年1月にXRPの目標価格として9~13ドルに触れたと報じている。

クレイバー氏が今回注目したのは、Upholdが2024年9月に投稿したSNS上のメッセージだ。内容は、XRPが1000ドルに到達した場合、投資家はどう行動するかを問いかけるものだった。

同氏はこの投稿を、Ripple Bull Winkleに「念のため」と短く添えて共有した。過去にXRPが0.25ドル前後で推移していた局面を踏まえると、強気シナリオをあらためて想起させる投稿として受け止められた格好だ。

クレイバー氏はこれまでも、XRPが2025年に100ドルへ到達し得るとの強気見通しで知られてきた。

もっとも、市場では100ドル、1000ドルのいずれも、現時点のXRPに対して極めて投機的な目標水準との見方が優勢だ。可能性を完全には否定できないものの、短期はもちろん、今後10年以内の実現も難しいとする分析が出ている。

現在の価格水準を基準にすると、XRPが100ドルに達するには約5247%、1000ドルでは約5万3375%の上昇が必要となる。市場規模やファンダメンタルズ、規制環境を踏まえると、こうした水準の実現にはなお大きな課題がある。

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