CNBCによると、Anthropicが23日、AIコーディング支援ツール「Claude Code」を通じてCOBOLの近代化を支援すると表明したことを受け、IBM株は同日に11%下落した。市場では、AIがレガシーシステム関連の既存事業を揺さぶるとの見方が広がった。
COBOLは長い歴史を持つプログラミング言語で、金融や流通など大規模データ処理を担う基幹システムで今なお広く使われている。IBMにとっても、こうした領域は強みの一つとみられている。
Anthropicは、AIを活用することで、COBOLのコードベースにおける依存関係の分析、業務フローの文書化、数カ月単位でかかる作業の自動化が可能になるとしている。これにより、COBOL資産の近代化に伴うコストを大幅に抑えられる可能性がある。
CNBCはまた、Anthropicが最近、「Claude Code」のセキュリティ機能を発表した後、サイバーセキュリティ業界でも警戒感が強まっていると伝えた。AIがコードをスキャンして脆弱性を検出する機能を備えたことで、従来型のセキュリティソリューションの競争力に対する懸念が高まっているという。
著者について