Solana基盤のミームコイン「PUNCH」が公開後に急騰し、投資家の関心を集めている。時価総額は3000万ドル(約45億円)を超えた。一方で、市場では供給集中や流動性の不自然さを懸念する声も出ている。
BeInCryptoが20日付で報じたところによると、PUNCHは日本のサルをモチーフにしたミームコインだ。感情や人とのつながりをテーマに掲げるコミュニティ主導型の暗号資産をうたっている。トークン供給量は10億枚で固定し、流動性はロック、取引税は0%としている。
PUNCHはCoinGeckoのトレンドランキングで3位に入った。直近1週間では2万2290%上昇し、1日の上昇率でも突出した動きを見せた。
20日には過去最高値を更新し、時価総額は3000万ドル(約45億円)を上回った。Nansenのデータでは、過去7日間の保有比率が89.69%増加したという。
一方、急騰の裏側では内部調整の可能性を指摘する声もある。ブロックチェーンアナリストのStarPlatinumは、「あるウォレットが総供給量の10%に当たる1億PUNCHを配布した。組織的な内部関与を示す証拠だ」と主張した。
このウォレットは「A8Z1e」のアドレスとして知られ、482億トークンを別のウォレットへ送金したとされる。
暗号資産アナリストのWhite Whaleも、「流動性の配分が不自然なほど整いすぎており、自然な市場の動きには見えない」と指摘した。その一方で、こうした動きをプロジェクトチームや開発者が主導したと直接非難するものではないとし、プロジェクト自体については「うまくいく可能性もあれば、そうでない可能性もある」と述べた。
投資家の間では、PUNCHの持続性に疑問を呈する声も出ている。分析者らは、急騰するミームコインには高いボラティリティと構造的なリスクが伴うとして、慎重な対応を呼びかけている。